益子を訪れる理由
益子で焼き物が始まったのは1850年代。当初は東京の市場向けに、水がめ、すり鉢、土瓶といった日用の台所道具を焼いていました。その性格が変わったのは1924年、濱田庄司がこの地に移り住んでからです。柳宗悦、英国の陶芸家バーナード・リーチとともに民藝運動を率いた濱田は、丈夫で実用的なものの中に美を見いだしました。1955年には人間国宝に認定され、国内外の陶芸家が彼を慕ってこの町に集まりました。
益子焼は厚手で温かみがあり、飾らない器。柿釉の茶、黒、糠白、緑の釉薬が使われます。現在、町には約250の窯元と50軒ほどの店があり、老舗の共同販売所から若手作家のギャラリーまでさまざま。藍染工房、ベーカリー、地元の器を使うカフェも点在しています。
年2回の益子陶器市には通りに数百の店が並び、数十万人が訪れます。
滞在日数の目安
店を巡り、濱田の家を見て、器をひとつ作るなら日帰りで十分です。工房をじっくり訪ねたい場合や陶器市の時期は、近くに泊まりましょう。
泊まるエリア
益子には数軒の宿と、町はずれに比較的大きなホテルが1軒あるだけです。多くの旅行者は宇都宮(バスで1時間)か、隣の真岡に泊まります。
益子のハイライト
- 城内坂の陶器店とギャラリー巡り
- 濱田庄司の茅葺きの家、工房、登り窯
- 窯元でのろくろ体験や絵付け
- 春と秋の陶器市
- 200年の歴史を持つ茅葺きの藍染工房
- クラフトカフェで益子焼の器に盛られたランチ



